2019年10月7日(月)、カザン連邦大学のIlshat Gafurov学長、Dmitrii Tayurskii副学長が当社ラボ及び埼玉県産業技術総合センター(SAITEC)を訪問し、当社の宮崎博社長等と面談を行いました。
カザン連邦大学は1804年に創設された長い伝統を持つ大学であり、かのウラジーミル・レーニンがかつて在籍していたことや、数学者のニコライ・ロバチェフスキーが大学学長を務めていたことで知られています。ロシアの国策である「Project 5-100」に選抜されており、現在は4万人を超える学生が在籍しているなど、ロシアにおけるトップレベルの大学として位置付けられています。
今回の訪問はカザン連邦大学、ロシア連邦・タタールスタン共和国、株式会社JFRの共同プロジェクトの一環として両者の連携を強化することを目的としています。
面談において、宮崎社長は一行の来訪を歓迎するとともに弊社の環境事業・機能性素材事業についての概要を説明し、当社ラボの笹川マネージャーからラボでの研究内容についての説明を行いました。
またSAITECの福島室長様、今橋主任専門員様より埼玉県産業技術センターについての説明と施設見学の御案内を頂きました。
Ilshat Gafurov学長らは当社ラボにおいて水質浄化に関する研究体制と研究成果を見学し、上記プロジェクトに関して技術協力を改めて確認すると共に今後の課題についての意見交換を行いました。
今回の訪問によりプロジェクトの更なる進展と協力が期待されます。